監視とは?サーバー監視の5つのポイント

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サーバーを正常に運用していくためには、サーバー監視を行うことが必要ですが、一般的にサーバー監視を行う項目を増やせばコストが増えてしまいがちで、監視を行う際のコストバランスが悪くなってしまいます。ここでは効率的なサーバー監視を行う上で重要なポイントを5つに絞り、ご紹介していきたいと思います。

1.サーバーが停止していないか

安定してサービスを提供し続けるためには、サーバーが常に動き続けていることが条件です。そのため、サーバーが停止していないかを監視する必要があります。これは死活監視とも言われています。

多くの場合、死活監視はネットワークを通じて一定の間隔で、特定の信号や、パケットを送り、その応答があるかどうかを調べます。基本的にサーバーが動いているかどうかのみを調べ、サーバーの詳しい内部状態までは調べません。

基本的なポイントではあるものの、まず、サーバーを停止していないか調べていないと、いつどんなタイミングで止まったのかが分からず原因究明や、対策が遅れてしまったりします。

2.サーバーにアクセスできる状態か

こちらも死活監視にカテゴライズされることがありますが、一見、サーバーは動いているのにサーバーにアクセスできなくなっていることがあります。

このような場合、死活監視だけではなく、実際にサービスにアクセスできるかどうかの監視も必要になってくるでしょう。実際にサービスにアクセスできない場合とは、例えば、サーバーがメモリ不足に陥り、応答できない状況になっているケースなどもあり、その場合は、メモリの使用率を下げたり、メモリの拡張を検討したりする対処などへと進んでいきます。

3.セキュリティに問題がないか

昨今では、サーバーに不正にアクセスされるというケースが後を絶ちません。そのため、ウイルス定義ファイルが最新であるか、アクセスの状況を調べ、いつもアクセスしている端末以外からのアクセスがないかを継続的に監視する必要があります。

現在、インターネットからの脅威は非常に多様化しています。これまでのファイアウォールだけでは充分とは言えない状況になってきました。そのため、侵入検知システムを構築し、不正侵入の予兆や、自分のサーバーを使われ他人のサーバーを攻撃する踏み台にならないために予防する、その第一歩として自分のサーバーをきちんと監視するなどの行為が必要となります。

4.サービスが意図した動作をしているか

サーバーが動作していても、意図したサービスを提供できなければサーバーを運用する意味が失われてしまいます。例えば、多くのサーバーはデータベースと連動していることが多いので、所定の方法でデータベースと接続し、意図した動作を行っているかを監視する必要があります。

ただし、この監視を監視員で対応しようとすれば非常に人的コストがかかります。さらに、データベースにもいろんな種類があるため監視システムで対応していないと監視自体ができないという結果になり兼ねません。

監視システムが、「導入しているデータベースに対応しているか」は重要なチェックポイントとなるでしょう。

5.パフォーマンスに問題がないか

サーバーが動作し、サービスの提供に問題はないものの、通常よりもレスポンスが遅いことがあります。これらも例えばCPUや、メモリ不足などの可能性があり、監視が必要です。

特に深い監視を行う場合には、パフォーマンスカウンタを用意し、正常な範囲をこえている場合、通知を流すという監視を組みますが、ハード的に組み込む場合、コストが高くなってしまうことが問題です。
また、認証機能や、複雑な操作を要する場合、正確なレスポンス時間を測ることが難しく、高度なシステム構築を要求されるでしょう。

システム監視を選ぶ際には、まずこの5つの監視がどれだけ優れているかを調べて導入するべきでしょう。