監視にも負荷がかかる!動作を分散させるメリット

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「サーバー監視が重要」と言いつつも、サーバー監視で気になる点はコストだけではありません。実は、サーバー監視には監視される側のサーバー負荷も考えなければならないのです。

監視される側のサーバーには、常に何らかの監視に関する処理が走っており、メモリーを圧迫したり、データのやり取りが頻繁になったり、トラフィックが増大します。そのため、サーバー監視を行うために必要なリソースをしっかり確保しておかなければならないのです。

ただし、これは一般的なサーバー監視の場合です。なかには監視対象に負荷をなるべくかけないように工夫をしている監視ツールもあります。その主な工夫の内容とメリットを知っていきましょう。

エージェントレステクノロジーで接続

従来、監視を行うためには、監視対象のサーバーに対して監視専用のプログラム「エージェント」をインストールします。エージェントは常に監視対象を見張っており、不具合時には警報を発するために安全な状態となりますが、負荷が大きくかかってしまったり、データのやり取りが多くなるので、トラフィックが増大してしまいます。

しかし、監視対象機器内にエージェントをインストールしなくても良い「エージェントレス」というタイプの監視ソフトもあります。エージェントレスの場合、既存サーバーや、パソコンの環境を変更する必要がないので、導入・運用面で大きくメリットがあり、監視導入時の接続・導入も簡素化できるのです。

分散監視で負荷分散

監視を実行すると、サーバー内で監視の処理が流れっぱなしとなってしまうケースが多いのですが、分散監視機能を備えている監視ツールもあります。

この機能を「ロードバランサー」と言い、接続・実行・結果取得の3つの動作を、OS単位や、監視対象単位で、分散させ、サーバーにかかる負荷を平準化させ、サーバー負荷軽減に一役買っています。

高価なタイプは、レスポンスの大幅な低下や、サーバー停止を検知する機能が付いていたり、サービスを継続しながら、保守・交換が可能など、便利な機能が付加されています。