物理環境と仮想化環境でのサーバー監視方法の違い

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サーバーは2つの運用環境があります。ハードウェアを中心とした「物理環境」と、全てソフトウェア上で動作する「仮想化環境」です。

この2つはサーバーとしての機能は同じですが、仕組みは全く違います。
そのため、同じ監視システムを構築していては、十分な監視を行うことができません。

一体この2つの環境で、どのような監視方法の違いがあるのかを知っていきましょう。

物理環境のサーバー監視方法

物理環境の監視方法は、サーバーの死活監視に加え、ハードウェア障害監視も行います。
CPU、メモリ、電圧、温度、冷却ファンなど、障害の起こりえる箇所をチェックするのです。

障害発生時は、イベントログに障害内容を記録し、サーバー管理者に障害発生を通知するなどのアクションを起こし、即座にサーバー復旧できるように設定を行います。

リソース監視や、プロセス監視なども必要で、一般的なサーバー監視は、物理環境ベースのサーバーだと考えておきましょう。

仮想化環境のサーバー監視方法

仮想化環境の監視方法は、ハードウェアという実体を持たないので、「監視項目は少なくなる」と思っている方もいらっしゃいますが、仮想化環境の場合、「ハイパーバイザー」という監視対象が加わります。

ハイパーバイザーは、仮想化環境を構築するための制御システムで、このシステムに障害があると、サーバーの機能が全て停止してしまいます。
そのため、ハイパーバイザーには専用の監視システムが必要になるのです。

「物理環境で行っていた監視をそのまま仮想化環境に移行できるのか?」という問いもいただくことがありますが、サーバー監視システムが、仮想化環境での使用をサポートしていれば、使うことができます。

複数のインターフェースを常に監視すると、サーバー管理者の手間が増えてしまい、物理環境監視と、仮想化環境監視の両方に対応していなければ、うまく連携できず、サーバーの入れ替え時に業務継続しにくくなるでしょう。

そのため、サーバー監視システムは、物理環境、仮想化環境の両方の監視機能を持つインターフェース上で管理できると、煩雑にならずに済みます。

適切なサーバー監視システムを導入し、一元管理を行っていくことが、物理・仮想化環境の監視では重要になるでしょう。