ビッグデータを不正アクセスから守る-M2M、IoTのサーバー監視(1)M2M/IoT最新トレンド

03_S_03IoT/M2Mは新しい社会システムを生み出す
コミュニケーション手段としてのインターネットが大きな役割を担うようになった現在、
インターネットで飛び交うデータは、IoTプラットフォーム上で統合され、得られたビッグデータを活用して、自動化システムや予測用アプリケーションが開発され、効率性・生産性が劇的に向上した新しい社会システムを実現しうると考えられています。

スマート工場で「個別大量生産」が可能に

ドイツの電機・機械メーカーなどでは「スマート工場(自ら考える工場)」の開発に取り組んでいます。
つまり、スマート工場では、IoT/M2M機器を用いて、生産拠点や企業の間の生産・供給活動に必要な情報をネット上で自動的にやりとりを行うため、生産工程に関わる企業が製造拠点に物理的に集約する必要がなくなります。

また、スマート工場では、ネットでつながったIoT/M2M機器で構成された生産ラインを自在に組み替えることができるため、顧客一人ひとりの要望に応じた「一品モノ」を量産品と変わらない価格で製造・販売できる「マスカスタマイゼーション(個別大量生産)」が実現可能となります。

IoT/M2M/センシングデータの可能性

IoT/M2Mを可能にしたのは、モノの状態をデータ化する「ICタグ」や「センサー」の進化・普及と、「ICタグ」「センサー」と「無線通信技術」との結合です。

例えば、以下のようなアプリケーションが考えられます。
■スマートロック・・遠隔による開閉や期限付きキーにより、民泊や不動産内覧など
■スマートホーム・・電力監視、家電操作、在宅確認、セキュリティ、室内環境管理
■ホームセキュリティ・・不審者検知通報システム(鉢合わせ防止)
■見守り・・独居高齢者の異常検知通報システム
■マーケティング・・店舗内の顧客動線分析、デジタルサイネージ、O2Oサービス
■農業・・温度・湿度・光量・CO2濃度などを制御したスマートアグリ(農業クラウド)
■介護・・転倒防止、入居者の健康情報管理、機器の利用状況管理、訪問介護支援
など

不正アクセス対策~サーバー監視の必要性~

しかし、ネットであらゆるものがつながった社会は、不正アクセスなどの攻撃の対象になる危険性をはらんでいます。
身近な例では、2013年、日本国内の大学などで複合機の情報が外部から閲覧できる状態になっていたことが報道され、話題になりました。

IoT機器では、複合機のようにウェブサーバー機能をもつものが数多く存在します。
IoT機器のセキュリティ面での対策が十分か、有効に機能しているかは日頃からのサーバー監視で情報収集しておかなければなりません。
日頃の業務の忙しさでサーバー監視はデータ取得だけになってしまっている場合もあるでしょう。
しかし、サーバー監視をしておくことで、事件が起きた際の早期発見と、早期解決につながる可能性も高くなりますので、サーバー監視がデータ取得だけに終わってしまっている場合は、一度身近なIoT/M2M機器のセキュリティ対策とサーバー監視体制を見直してみてはいかがでしょうか。

 

 


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「パトロールクラリス(PATROLCLARICE®)」に対応したIoT監視モジュールをリリース。
https://patrolclarice.jp/news/20160803.html