近年、東証やApple、みずほ銀行などを筆頭に、システム障害が多発しております。実際に、システム障害が一年以上発生していない企業は、「約1割ほど」しかないという調査結果もあります。

システムの運用上で、ミス、障害、トラブルが起きる確率
1年で一度も起きていない企業は、10%のみ

このようにシステム障害が多発している状況の中、激しい企業間競争を生き残るためには、システム障害を防ぐ、またはすぐに対処することで「安定した24時間365日の稼働」を行い、顧客により良いサービスを提供することが不可欠です。万一、システム障害が原因となり、「安定した24時間365日の稼働」が損なわれてしまうと、企業は多大なる損失を被ってしまいます。

例えば、1日稼働が停止してしまった東証システム障害では損失額「約3兆円」と言われ、Ponemon Instituteの調査によると、システムが1分間停止した際の損失額の平均は「約100万円」とも言われています。

システム障害による損失を防ぎ「安定した24時間365日の稼働」を実現するためにはどうすればよいのでしょうか?

「24時間365日の安定した稼働」を実現

企業活動と企業システム、とりわけサーバーやネットワークはより密接に関連しています。そこで「24時間365日」のシステム稼働を目指すには、サーバーやネットワークの可用性を伸ばすことがカギとなってきます。

具体的に、可用性を伸ばすとはいっても、何を目指せばよいのでしょうか?

「稼働率99.999%」を目標にし、実現を目指しましょう!

稼働率99.999%とは、目標値としてよく利用され、1年間で5分程度しか停止しない、非常に高い可用性を表しています。

実際に「稼働率99.999%」を達成するには大きく以下2つの方法があります。

①事前に防ぐ
システム障害が発生する前に、サーバーやネットワークをきめ細かく監視を行う。

②迅速に対処する
故障時に備え、交換機材を常時準備する、障害時に自動的に正常なサーバー、正常なネットワーク機器に切り替えるなどの冗長化構成を導入する。

しかし、一方で、コストパフォーマンスを常に念頭に置いた上での、維持運用・運用監視されることが求められるため、適切なコストでサーバー、ネットワークの維持管理を行わなければなりません。

そこで今回は、効率よく事前に防ぐ方法についてご説明いたします。

必要最低限の監視項目5選

システム障害を効率よく防ぎ、安定した稼働を実現するためには、非調査委提言である5つの監視項目を押さえた上での監視を行うことが重要です。
これから必要最低限となる監視項目5つをご紹介します。

①死活監視

監視対象のサーバーや、ネットワーク機器の情報を収集し、システムの可用性や稼働を維持するための監視です。

具体的には「Ping監視」などを用いて、一定期間ごとにPingを送信し、応答が正常であるか、遅延が発生していないか、不安定でないかなどを確認します。

②ポート監視

TCP/IPによるプロトコルをもとにサービスを提供するサーバーに対しては、「ポート監視」などを用いて、サービスが正常に稼働しているか、という観点から可用性の維持に努めます。

ウェブサーバー、データベースサーバーなどのアプリケーションや、ネットワークファイルシステムや時刻サービスなどのシステムレベルのサービスなどから、重要なものをピックアップして監視します。

③ウェブサイト監視

ポート監視のうち、特にウェブサイトを監視することが重視される場合があります。企業システムのうち、ウェブサイトを通じてサービスを提供するサーバーの場合、ウェブサービス、データベースサービス、その経路上にあるネットワーク機器などがすべて正常に稼働してスムーズにサービスが提供されるといえます。

そのため、一連のサーバー、ネットワーク機器の可用性を一気通貫に監視する手段として、ウェブサイトの監視が行われることがあります。

④ネットワーク機器のリンクアップ監視

ネットワーク機器の障害において、意外と多い原因がケーブルの断線や抜けなどによって物理的なリンクが切断されてしまうことです。そのため、ネットワーク機器のそれぞれの接続ポートの状態を監視し、正常にリンクアップされているかを「リンクアップ監視」で確認することは、可用性を高めていく第一歩となります。

⑤サーバーのプロセス監視

サーバー上のプロセス可用性を監視することは、単にプロセスが稼働しているかどうか、といった観点だけではなく、異常なプロセスが発生していないか、プログラムの動作異常の検知、不正アクセスの検知など幅広い可用性のチェックに活かせる監視です。
サーバーがWindowsの場合は、「Windowsサービス監視」として、Windows上のサービスの稼働状態をチェックして、可用性の向上を図っていきます。

上記5つの監視項目を押さえた上で、冗長化構成を取ることで、高いコストパフォーマンスでの「稼働率99.999%の実現」を目指し、激しい企業間競争を生き残る体制を整えましょう。

なお、弊社では稼働率99.999%を実現できる「パトロールクラリス」をご提供しております。

パトロールクラリス

パトロールクラリスとは、「国内4000社以上」の情報システム部門を支えるエージェントレス型サーバ監視・ネットワーク統合監視ソフトウェアです。
稼働率99.999%を実現する際に、最低限必要となる監視5つを機能として網羅し、コントロールIPによる冗長化構成も可能となっております。

パトロールクラリス

パトロールクラリス特徴

エージェントレス方式

エージェントのインストール作業やバージョンアップ等のメンテナンスが不要!稼働中のシステムを止めずに導入が可能です。

豊富で高度な機能

複数製品でカバーしていたサーバ監視・ネットワーク監視を一本化!運用の効率化にこだわった機能がオールインワン!無駄なアラート通知も柔軟にコントロール!

柔軟なライセンス体系

死活監視は無料!無制限!
その他「68種類」の監視機能も設定数に応じて購入が可能!不要な監視機能にはコストがかかりません。

また、パトロールクラリスは国内大手データセンターの監視サービスの基盤としも採用され、様々な監視設定、冗長化手法の事例もございますので、ご興味ございましたら是非、以下よりご確認ください。

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