新型コロナウイルスが流行し始め、約半年が経過致しました。
テレワークの一般化や、それに伴う環境準備においてIT部門では日々、数多くの対応すべき業務に追われているのではないでしょうか?
 
このような状況により、ますます「IT運用業務の自動化」が必須になってきております。今回は、「IT業務自動化の必要性」とIT部門の運用自動化において活躍する「弊社サービス」についてご案内致します。

目次

IT人材不足!?業務の自動化の必要性

新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの実施などにより、IT部門の担当者一人当たりの業務量が増え、「業務の効率化」だけでは補えないレベルに達していませんか?
そうなると、担当者一人当たりの負担を軽減するために、人材採用強化を行うかと思いますが、以下のIT人材不足に関するデータを見て頂くと、2020年には「約30万人」、2030年には「約79万人」不足すると言われている労働市場では、採用も困難な状態となっております。

「業務の効率化」「人の補充」では対処できないこの状況下において、「業務の自動化」は今後、かならず検討が必要になってまいります。

では一体、どのように「業務の自動化」を行えばよいのでしょうか?

弊社では自動化効率87%以上を誇るIT運用自動化プラットフォーム「ロボシュタイン」で、IT運用の自動化をご提案しております

「自動化効率87%」を誇る、ロボシュタイン

そもそもロボシュタインとは何なのでしょうか?

ロボシュタインとは、IT運用業務の自動化・効率化を「カンタン」に実現する「IT運用自動化プラットフォーム」です。
主な機能としては、メール受信やSSH接続、コマンド実行などの自動化処理ブロック(ノード)を組み合わせ、ツール同士をつなぎ合わせることで、システム運用を自動化します。

ロボシュタイン資料はこちら

ロボシュタイン自動化処理ブロック(ノード)

ロボシュタインは、三種類の自動化処理ブロックを「つなぎあわせる」だけで、自動化フローの作成を行うことができます。

三種類の自動化処理ブロック(ノード)
①トリガー系:フローを作動させる「きっかけ」として、利用します。
  例.メール受信、チャット受信、HTTPリクエスト など
②中間処理系:データの置き換えなど、フローの途中で利用します。
  例.条件分岐、SSH接続、コマンド実行 など
③出力処理系:フローの終わりで利用します。
  例.メール送信、ログ出力、チケット起票 など

以下の自動化処理ブロックー(ノード)一覧表にあるノードを「つなぎわせる」だけで、「カンタン」に自動化フローを作成することができます。

ロボシュタインでは使用感を確認できる簡易的なデモ環境を用意しております、以下よりお申込みいただければ即日ログイン可能ですので、是非お試しください

ロボシュタインデモ申し込みはこちら

ロボシュタイン「アラートメールの振り分けフロー」

ここから「アラートメールの振り分け」をテーマに、ロボシュタインでどのように、自動化フローを作成し「カンタン」にIT運用の自動化を行っていくのかについてご説明していきます。

自動化フロー作成 3つの手順

自動化フローを作成するにあたり、「3つの手順」が存在します。
以下の、「3つの手順」通りに自動化フローを作成することで、「カンタン」にIT運用の自動化を行うことができます。

①自動化したい「業務」を決定する。
「何を」「どこまで」自動化させたいのかなどの自動化範囲を決める。
②自動化したい業務をのアウトラインを作る。
業務を細分化し、その後細分化した業務を「インプット」「中間処理系」「アウトプット」のノードに置き換え、配置する。
③ノードをつなぎ合わせ、設定を詳細化

ノード自身のプロパティ設定など詳細設定を行う。

メールの振り分けフローの作成

では実際に、自動化フローを作成するための「3つの手順」を元に、フローの作成を行ってみます。

①自動化したい「業務」を決定する

今回は例として、システム運用業務で課題に上がりがちな、「システムからのアラートメールの振り分け、対応」の自動化を行います。

②自動化したい業務をのアウトラインを作る。

作業手順を細分化すると、
  1.メールを受信(インプット)
  2.メールの内容(件名・本文に含まれるキーワードなど)を
    チェックし、振り分けを行う(中間処理)
  3.振り分けたメールに対して、対応を行う(アウトプット)

に分けることができます。以上、3点をノードに置き換え、左から「インプット」「中間処理系」「アウトプット」の順に、ノードを配置していきます。

そして、作業手順をノードに置き換えると以下のようになります。

・インプット:メール受信→メール受信ノード
・中間処理系:
メールをチェックし、振り分けを行う→switch(条件分岐ノード)
本文を作成する→template(本文生成ノード)
・アウトプット:担当者通知を行う→アラートコール(電話通報)、Slack送信(チャット送信)、emailノード

※アラートコールは、弊社の自動電話通知サービスのことです。
※Slackは、ビジネスチャットツールのことです。

上記のノードを配置すると以下のようなイメージになります。

 ▼「インプット」「中間処理」「アウトプット」に振り分けた図▼

 

ノードの詳細説明はこちらから

ノードをつなぎ合わせ、設定を詳細化

▼メール受信し、中身で振り分け、対応する自動化フロー▼

インプットを起点とし、中間処理系ノードへと繋げ、最後アウトプットへと左から右のノードへつなげていく。

上記の図でいうと、インプットであるメール受信を起点とし、中間処理であるswitchノードでメールの中身ごとに振り分ける。その後、アウトプットであるアラートコールにつなげたり、もしくは本文を作成(中間処理)し、Slack送信を行います。

▼ノードのプロパティ設定▼

ノードをつなぎあわせ自動化フローを作成した後、ノードのプロパティ設定を行います。
具体的に、メール受信であればメールアドレスの設定を行い、switchノードであればどの件名で振り分けを行うのか、もしくは本文で振り分けるかなどの設定を行います。

そしてノードをつなぎ合わせ、ノードのプロパティ設定を行うと、最終的に以下のアラートメール振り分けフローが完成します。

▼アラートメール振り分けフロー完成図▼

実際に、デモ画面を操作しながらアラートメール振り分けフロー完成図を作成してみて下さい。
下記のリンクボタンからロボシュタインデモ申し込みを行うことができます。実際に、ロボシュタインの操作感をお試しください。

ロボシュタインデモ申し込みはこちら

上記Youtube動画で、switchノードの説明を行っております。
参考になさってください。

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