新型コロナウイルスの影響でテレワークが進んでいる中、ロボットPC(RPAツール搭載PC)を会社に置いてきてはいませんか?
実は、会社に置いてきているロボットPCを、家にいても手軽に稼働させることができるんです。
本記事では、テレワークが進み在宅勤務が主流となってきている中、会社に置いてきているロボットPCを稼働させることで、空きリソースを有効活用させる方法、つまり「テレワーク版RPA活用術」についてご紹介致します。
目次
テレワークでも活躍するRPA
「テレワークでのRPA」のいま
新型コロナウイルスが流行し始め、約半年が経過しました。
しかし、状況は好転しておらず、むしろ秋・冬にかけて新型コロナウイルスとインフルエンザが重なり、さらに事態が悪化する恐れもあります。
新型コロナウイルスが猛威を振るっている中、下記のグラフを見ていただくと、コロナウイルスの影響で初めてテレワークを実施した企業が一ヵ月で約20%も増えていることがわかります。
「緊急事態宣言」前後でのテレワーク実施率
そして、テレワークが新型コロナウイルスの影響により進んでいき、
在宅勤務が主流となってきている中、テレワーク環境で、RPAを通常通り活用している人は、以下のデータによると31.6%しかいません。
テレワーク下でのRPA活用率
つまり約70%もの人がテレワークに移行したことにより、普段通りRPAツールを活用できず、社内に残したロボットPC、つまり空きリソースを有効活用できていないのです。
以上の現状から、空きリソースを有効活用できていない方、また有効活用できずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
本記事では、会社に置いてきてしまったロボットPC(RPAツール搭載PC)の空きリソースを有効活用する方法ご紹介致します。
テレワークでのRPA活用術とは
会社に置いてきたロボットPC(RPAツール搭載PC)をテレワーク環境下でも利用できるようにする方法として、クラウドRPAを導入する方法やリモートデスクトップの使用などの手段もあります。
しかし、実はそれらの手段にはデメリットが隠れているのです。
クラウド型RPA導入のデメリット
クラウド型RPAを導入する際のデメリットは、自動化を行うにあたり今まで利用していたRPAの自動化シナリオを新たに購入したクラウド型RPA用のシナリオとして組みなおす「手間」がかかってしまう点です。それに加え、クラウド型RPAの導入コストとして、数百万円の費用もかかってしまう点も挙げられます。
リモートデスクトップ接続を活用するデメリット
リモートデスクトップ接続でのデメリットは、リモートで接続するためのホストの設定やクライアントの設定など前準備の「手間」や手動で操作を行うことから発生する「手間」が挙げられます。
クラウド型RPAとリモートデスクトップ接続のデメリットを解決するのが、ロボシュタインです。
ロボシュタインでは今まで使っていたRPAの自動化シナリオをそのままに、社内に残されたロボットPCをテレワーク環境(自宅)から誰でも手軽に管理し、社内にいたときと同じように、RPAの利用を実現することが可能です。
テレワークでRPAをサポートするロボシュタイン
テレワークでもRPAの活用のサポートするロボシュタインとは?
ロボシュタインとは、IT運用業務の自動化・効率化を「カンタン」に実現する「IT運用自動化プラットフォーム」です。
主な機能としては、メール受信やSSH接続、コマンド実行などの自動化処理ブロック(ノード)を組み合わせ、ツール同士をつなぎ合わせることで、システム運用を自動化します。
また、ロボシュタインのエージェントをロボットPCにインストールすることにより、ロボシュタインとロボットPCで通信が可能となり、ロボシュタインからRPAツールの自動化シナリオを実行させることで、社内に置いてきたロボットPCを稼働させます。
ロボシュタイン導入メリット
ロボシュタインを利用することでのメリットをご説明致します。
メリット
・「自動仮処理ブロック(ノード)」をつなぎ合わせるだけでRPA管理用の自動化フローを作成できるため、「カンタン」にRPAの管理・リモート起動が実現できます
・RPA管理フローは、サンプルフローをご準備しておりますので、「すぐ」に活用可能。新たにRPA側で自動化シナリオを作成する必要はありません。
・クラウド型RPAに移行するコストと比較すると、大幅にコストを削減できる上に、既に利用しているRPAなどのリソースを用いるため導入コストを低く抑えることができます。
テレワーク下でRPAを動かすには、ロボシュタインをどう活用するのか?
ロボシュタインのRPA管理フローで、今ご利用いただいているRPAツール(WinactorやUipath、パトロールロボコンなど)のリモート実行を可能にします。
▼自動化処理ブロック(ノード)
自動化処理ブロック(ノード)には、「トリガー系」「中間処理系」「出力処理系」の三種類に分かれており、これらのノードをつなぎ合わせるだけで、「カンタン」に自動化フローを作成でき、IT運用の自動化を可能にします。
具体的には、以下のようなフローでRPAツールの既存シナリオを稼働させ、会社に残っているロボットリソースを有効活用します。
▼WinActorリモート実行・管理フロー
上記はロボシュタインでWinActorの実行を制御、管理する場合のサンプルフローです。制御は状態ファイルを用いて判断する方式になります。実際の動きの詳細は以下動画をご確認ください。
▼ロボシュタインWinActor実行自動化デモ
ロボシュタインでは他にも様々な自動化フローや削減時間を可視化することができるダッシュボード機能などがございます。
より詳しく知りたい方は以下のリンク先から資料ダウンロードが可能です。
どうぞご覧ください。