目次

はじめに

日々のシステム運用において、以下のような悩みはありませんか?

・運用業務を効率化して、業務負担やコストを削減したい
・自動化の必要性は感じているが、技術者のリソースが不足している

これらの課題に対する解決策となるのが、システムの監視・運用に最適化されたIT運用自動化プラットフォームロボシュタイン(robostein)」です。

最大の特徴は、「Node-RED」をベースとした直感的な操作性。
「ノード」と呼ばれるブロックをつなぎ合わせるだけで、自動化の流れを構築できます。

さらに先日、ロボシュタインに「AIによるフロー自動生成」の機能が新たに加わりました。
実現したい処理内容をテキストで入力し、AIに指示を出すだけで、フロー(上図のようなブロックの連なり)を自動で出力できる機能です。

今回は、プログラミング未経験の文系大学生が、AIを利用した自動化フローの構築に挑戦しました。
IT初心者でも、実用的なフローを簡単に作れるのか?その検証結果をレポートします。

実際にフロー構築に挑戦!

早速、ロボシュタインの「フローエディター(フローを構築する画面)」を起動します。画面には、

左端:フロー構築に使用する「ノード」の一覧
中央:フローを構築するためのスペース
右端:AIとの対話を行うチャットスペース

が表示されました。通常は、左端の「ノード」を用いて、中央のスペースでフローを構築するのですが、今回は右端の画面のみを使って、AIとの対話を進めていきます。

STEP①: 最初の指示を入力

まず、実務を想定した以下のシナリオをプロンプトとして入力しました。

下図のように、問い合わせ窓口のメールアドレスが受信したメールについて、内容に応じて担当の部署に振り分けるという流れを想定しています。

すると、AIは構築すべきフローの要件(=どのようなシステムを作りたいのか定義するもの)を提示します。以下の4項目を整理して返答してくれました。

1. フローの目的
2. どのようなきっかけ(トリガー)でこのフローが始まるか
3. どのような処理が行わるか
4. どのような結果(出力)を出してフローを終えるのか

実際の返答がこちらです。

STEP② AIの質問に答えながら、要件を精緻化

1度目の返答では、上記の要件に加えて、最初の指示で曖昧だった点についてAIから確認を求められました。
AIからの質問に答えて対話する中で、要件が明確になっていきます。

例えば、今回は「緊急」の判定基準が曖昧だったため、改めて「件名または本文に『緊急』という語句が含まれていること」と定義しました。

他に指摘を受けた点としては、下図のように「1つのメールが、複数の部署に当てはまる場合の対応」などがあります。

A〜Cの選択肢を示してくれるため、スムーズに回答することができました。

対話をする中で、当初の設定がいかに曖昧であったかが分かってきます。
自動化フローの構築にあたり、詳細に検討すべき要素が何かを学ぶ機会にもなりました。

STEP③ 自動でフローを出力!

AIからの質問に答えて、最終的な要件が確定した後は、「フロー生成」のボタンをクリックします。
AIによる構築を3分ほど待つと、画面中央にフローが出力されました。

ここまで、開始からわずか15分ほどでフローを出力できました。
理解できなかった用語を検索する場面はあれど、想像以上に円滑でした。

STEP④ フローが機能するか 動作確認

実際にフローが機能するのか、デモ用のメールアドレスを用いて動作確認を行いました。
「緊急」「人事部」という文言を含んだテキストファイルを作成し、上図フローの左端「メール受信」のノードに挿入します。

すると、フロー通りの処理が実行され、「緊急用のアドレス」「人事部のアドレス」双方にメールが転送されました。

これで、フローにおける「メールに含まれる文言に応じた転送先の判別」「メールの送信」がいずれも機能していることが確認できました。

検証結果:AIフロー生成は、簡単なだけでなく学びになる!

今回、ロボシュタインの「AIフロー生成機能」を初めて利用しましたが、ITやプログラミングの専門知識がなくても、スムーズに自動化フローを構築することができました。

また、本ツールでは容易にフローを構築できるだけでなく、自身の学びになる点も魅力に感じました。
ロボシュタインでは、単にAIがコードを生成するだけでなく、その結果が視覚的なノーコード画面(フロー図)で出力されます。
そのためIT知識が不十分でも、フローを見ると、意図した処理が行われているか直感的に確認することができます。

AIの回答をそのまま受け入れるだけでなく、出力結果を読み解く過程を通じてフローの作り方を学べる点は、ロボシュタインならではと言えるでしょう。

まとめ

本記事では、IT未経験の学生でも、一連の自動化フローを構築できたことが分かりました。なお実際の運用では、想定外のエラーに対する処理など、未経験者のみでは対応が困難な場合も予想されます。
しかし「AIフロー生成機能」を用いてフローを構築することで、

・ゼロから手作業で構築する場合に比べて、圧倒的に時間を削減できる
・AIとの対話の中で、要件定義に必要な視点が身に付く
・出力結果の理解に努めることで、フロー構築の力が身に付く

といったメリットがあることは間違いありません。

ロボシュタインは、国内4,000社を超える導入実績を持つ株式会社コムスクエアが提供する、信頼性の高い純国産プラットフォームです。
純国産のため、日本語でのマニュアルやサポート対応も充実しています。
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