IT人材不足であることを表すグラフ
出典URL:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf

少子高齢化により労働人材の不足が叫ばれている昨今、その中でもIT人材の不足はより深刻なものとなっております。
2030年には「約79万人」も不足すると言われているIT人材。企業においてはシステム運用担当者が足りず、常に現場の業務は圧迫されています。

そんな運用現場の負担を減らすため、多くの企業がシステム運用業務の自動化を推進しています。

弊社では高まるシステム運用の自動化ニーズに応えるため、システム運用自動化プラットフォーム「ロボシュタイン」を展開しております。ロボシュタインは自動化処理ブロックを繋げるだけで、誰でも簡単に自動化フローを作成することができるローコード開発ツールです。

詳しくはロボシュタイン サービスサイトをご覧ください。

システム連携の「ハブ」になるロボシュタイン

システム運用自動化を支えるロボシュタインの1つの活用方法として、システムエラー発生時の確認・調査・復旧など「一次対応」を自動化することが可能です。

上記はロボシュタインを活用した運用自動化例ですが、障害発生時のアラートメールをロボシュタインに集約し、メールの内容で対応可否をフィルタリング、対応が必要なものだけをSlackに自動投稿し、担当者に連携します。その後、実行したい復旧コマンドを同チャットグループへと投稿することでロボシュタインが起動し、対象機器へのコマンド実行を行うことができます。

このようなかたちでロボシュタインは運用の自動化を実現することが可能です。
とはいえ近年、複雑性が増す運用業務を、いきなりすべて全自動化するのは困難です。今まで手順書化されていた業務をロボシュタインの自動化フローに落とし込み、作成するのは一定の工数を要します。また、運用担当者の職人技で判断・対応を行っている場合も往々にして存在します。
そのため、運用自動化ツールを用いても、一定の手動対応は残ってしまいますが、その手動対応についても担当者の業務習熟レベルにより対応時間に大きな差がでているのではないでしょうか。

人力による復旧作業を行う際には、該当する手順書を探し、手順書を元に復旧作業を行う必要があります。ですが、「手順書がなかなか見つからず、復旧作業が遅延してしまった経験」をしたことはありませんか?

特にクラウドサービスの台頭により運用は年々複雑さを増しています。毎年、蓄積されていく社内のファイルサーバーの中から該当する手順書を見つけるには、多くの手間がかかってしまいます。Ponemon Instituteの調査によると、システムが1分間停止した際の損失額が、平均して「約100万円」と言われています。そのことを考慮すると、手順書が見つからず対応レスポンスが遅れてしまうと、自社に大きな損失をもたらしてしまいます。

そんな社内のファイルサーバから該当するファイルを簡単に見つける手助けをするのが全文検索システムです。
今回はジップインフォブリッジ株式会社が提供する「ファイルめがね」とロボシュタインを連携し、運用業務における標準化・効率化を図っていきたいと思います。

ファイルめがねとは

ファイルめがねは、一言で言ってしまうと「社内のファイルサーバーをインターネットのように検索する」ことができるツールです。

インターネットは便利ですが、検索できなければ情報がほとんど活用はできません。これは社内のファイル サーバーも同様です。 検索できると資料の共有や再利用が進み、調べ物や資料作成が効率化し、様々な業務の生産性を底上げできます。 また、DX推進において重要となる、従業員の方の社内情報に対する利活用意識も自然に高めることができます。

ファイルめがねは検索を多用される方向けではなく、通常の業務で時々検索される方を想定しています。 インターネット検索と同じような画面構成で、たまにしか使わない方でも迷うことがありません。

インターネットでは、検索するとサイトの一覧が表示され、クリックするとそのサイトが表示されます。 同様にファイルめがねでは、検索すると社内のファイルの一覧が表示され、クリックするとそのファイルが表示されます。

Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint、Visio)、PDF、AutoCAD、DocuWorks、一太郎、OpenDocument、 圧縮ファイル、メールファイルなどの一般的なファイルは、その中身まで検索できます。

ロボシュタイン×ファイルめがねで実現するシステム運用の標準化

前述した、ロボシュタインとファイルめがねを連携することで、障害発生時の復旧手順確認を標準化することが可能です。

ロボシュタインを導入した場合、監視ツールが障害検知時に発砲するアラートメールをトリガーに一次対応はロボシュタインで完結することができます。1次対応で復旧できなかった場合、処理結果を人に通知し人による復旧作業へと移行します。その際の手順書を探す一連のフローをファイルめがねと連携することで、どのように標準化するのかを以下で解説いたします。

今回一例として挙げるのはチャットツールのSlack(Microsof Teams,LINE Worksなどの他のチャットツールでも代用可)を用い、復旧時に必要となる手順書の捜索を行います。
本Slackはロボシュタインをハブにファイルめがねと連携しています。
以下のイメージのようにSlackに検索キーワードを打ち込むことによりロボシュタインを経由し、ファイルめがねが起動し、ファイルサーバ内から該当の手順書を検索します。
検索結果をロボシュタインに返した後、ロボシュタインがbotの役割を果たし、Slack上にリアルタイムで返答するため、運用担当者は使い慣れたコミュニケーションツールのチャットを用い、手順書をスムーズに確認することが可能です。

つまり、担当者は、チャットツールにキーワードの検索をかけるだけで、簡単に手順書を見つけることが可能になります。

ロボシュタインとファイルめがねの連携効果

ロボシュタインとファイルめがねの連携で以下2点を実現することできます。結果、運用担当者の負担を減らし、システムのダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。

1.使い慣れたチャットインターフェースでファイルサーバー内の全文検索が可能に

ロボシュタインはMicrosoft TeamsやLine works,Slackまで幅広いチャットツールと連携可能です。お客様が普段使い慣れているチャットインターフェースでファイルサーバ内の全文検索が可能になります。ツールを使い分ける必要がなくなりチャットのみで業務を完結することができるため、システム運用担当者を圧迫する業務を減らすことができます。

2.障害発生時の対応レスポンスの向上、及び運用の標準化を実現

ファイルめがねと連携することで、手順書を探す作業を自動化することが可能になります。その結果、障害発生時の対応レスポンスが向上、及び運用の標準化が実現され、システム停止による損失を最小限に抑えることができます。

各製品・サービスをより詳しく知りたい方は、以下より資料ダウンロードが可能です。

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