年々、守りのITへの投資が減少してきており、一方で、効果の見えやすい攻めのITへの投資は年々、増えています。
しかし、現所のまま攻めのへの投資比重が大きくなると、本来の投資目的である新たな価値創造は実現できなくなります。
本記事では、新たな価値創造を阻む原因と、解決策をご紹介しております。
是非、ご覧ください。
目次
守りのITを救うIT運用自動化
年々、減少する守りのIT投資
ここ最近、システム運用などの「守りのIT」への投資が安定してきたため、新たな価値を生み出すため、また競争力を強化するためといった「攻めのIT」への投資にシフトしてきております。
しかしこのようなシフトに伴い、効果の見えやすい「攻めのIT」への投資の比重が大きくなり、効果の見えにくい「守りのIT」への投資が疎かになっていませんか?
その結果、基盤であるIT運用に大きな課題が浮き彫りになってきました。
それは一体どのような課題なのでしょうか?
守りのITが崩れると、攻めのITへの影響も
このIT運用における悩みに関するデータから
①人手不足による特定の人へ業務が集中し、ノウハウなどが属人的になること
②システム構成の複雑化による障害原因追及の難しさから起因する業務量の多さ
③評価方法が減点方式であるため、運用障害の予防対策が不足
以上、IT運用において三点の課題が挙げられます。
これらの課題を解消せず、土台である「守りのIT」が脆弱のままだと、その土台を前提としている「攻めのIT」への投資が真に意味のあるものにならず、新たな価値創造はできないのではないでしょうか?
上記のような課題を解決するため、コムスクエアではIT部門向けの運用自動化プラットフォームをご提供しております。
守りのITを救うロボシュタイン
そもそもロボシュタインとは何なのでしょうか。
ロボシュタインとは
①メール受信などの自動化フローを動かすためのアクション「トリガー系」
②ログ収集やコマンド実行などの「中間処理系」
③メール送信などの自動化した処理の結果をアウトプットする「出力処理系」
以上三種から成る自動処理ブロック(ノード)を組み合わせて、自由にそしてカンタンに業務プロセスを自動化フローに落とし込み、運用・管理を行うIT運用自動化プラットフォームです。
ロボシュタイン機能
▼自動化処理ブロック(ノード)
コマンド実行するノードやメール、チャットでメッセージを送るノード等、IT運用で必要になる動作を100種類以上のノードとして準備しています。
そしてノードはユーザーやパートナーのリクエストで順次追加しています。
▼自動化フロー
ブロック(ノード)を下の画像のように、自由に組み合わせ、人手で行っていたIT運用業務を管理・自動化します。
▼ダッシュボード
ロボシュタインで自動化したことにより業務が何時間削減できたのかについて、可視化することができるダッシュボード機能。
ロボシュタインで何を解決するのか
1.業務の定型化
日本ではIT人材が2020年には約35万人、2030年には約80万人不足すると言われています。つまり人を補うことでの人材不足解消は困難だといえます。そのためロボシュタインのような自動化ツールを取り入れ、業務内容を定型化することで人手不足を解消する必要があります。
2.人は人にしかできない業務へシフト
例えば、大量に発生するアラーメールの処理を一件一件確認する作業は、この人手不足の状況の中では、さらに業務量を圧迫します。
ロボシュタインではアラートメールなどをトリガーに自動化フローを動かすことができるため、定型的な業務をロボシュタインが、定型化されていないイレギュラー処理(原因追及が難しい障害)を人が行い、業務量の多さを解消し、人は人にしかできない業務へシフトします。
3.自動化効率の見える化を実現
従来(手作業など)でかかっていた時間と比較し、ロボシュタインが稼働したことによりどれだけ時間が削減できたのかを、ダッシュボードを通して可視化することで、運用業務の評価方式を加点方式に変える(どれだけ効率化できているのかを評価)。
上記以外にも、ロボシュタインは様々な特徴を持っております。
より詳しく知りたい方は下記ダウンロードフォームから資料もしくはデモの申し込みができます。
実際のロボシュタイン活用事例
現状
IT部門、運用部門でサーバやネットワーク機器を監視しており、日々、監視ツールから大量のアラートメールが上がってくる。その内容を人手不足の中、個人個人で判断し、手順書に沿って調査・復旧等を実施している。
この課題を解決するために、自動化ツールを検討。
課題
①大量のアラートメールが上がっており、その仕分け・一次対応を自動化したい
②自動化処理の結果通知をスピーディーに行いたい
③費用対効果を可視化したい。
解決
①ロボシュタインではメール受信をトリガーとした自動化フローの作成が可能。運用業務で使える専用ノード(自動化処理パーツ)を要している為、障害確認→一次切り分け→復旧・確認→エスカレーション、といった一連のフローを自動化可能
②自動化処理結果はSlack等のチャットツールで即時通知可能。電話通報とも連携可能な為、緊急性のアラートも即時人と連携可能。
③ダッシュボードを利用し削減効果を画面で反映することで、費用対効果を可視化
ロボシュタインはIT運用業務をカンタンに自動化します!