ハードディスク(HDD)やSSDに搭載されている自己診断機能、S.M.A.R.T.(スマート:Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology System)をご存知でしょうか?
S.M.A.R.Tは、2008年頃から出荷されている多くのストレージに搭載されています。システム監視、運用監視の観点からは、S.M.A.R.T.から得られる情報を監視することで、ストレージの故障を未然に予防することができます。
・ストレージの確認をします
システム上のストレージを確認するために、smartctl –scan を実行します。
<<コマンド>>
・ストレージがS.M.A.R.T対応かどうか?
smartctl コマンドストレージのデバイス名を下記のように指定して実行します。
表示結果に以下のような行が含まれているとS.M.A.R.Tに対応しています。
<<コマンド>>
・S.M.A.R.T情報表示
smartctl コマンドでストレージのデバイス名と -A オプションを付けて実行します。
下記のようにSMART情報が表示されます。
結果についてはベンダによって少し異なる場合もありますが、
以下を参照してください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Self-Monitoring,_Analysis_and_Reporting_Technology
また、S.M.A.R.Tではストレージの自己診断を実行することも可能です。
<<コマンド>>