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サーバー監視、ネットワーク監視にオープンソースソフトウェア(以下OSS)のサーバー監視システムを利用している企業も多いのではないでしょうか?

OSSは、ソースコードが公開されており、改良、再配布を行うことが許可されています。
OSの例では、Windowsの改造は許可されておりませんが、Linuxであれば改造が許可されているのと同じです。

OSSと似た立ち位置では、フリーソフトがあります。無償で利用できますが、ソースコードが公開されている、改良、再配布の権利も認めていないケースもあります。

では、OSSのサーバー監視システムを利用するメリットや、デメリットはご存じでしょうか?OSSのサーバー監視システムを利用するべきなのかどうか、判断する材料にしてください。

目次

OSSサーバー監視システムのメリット

OSSには6つのメリットがあります。
1.ソースコードの公開によって、不正プログラムがなく、ソフトウェア自身の信頼性が高い
2.OSSは、サポート打ち切りなどのアップグレードの必然性がなく、メンテナンスを継続できる
3.プログラムの動作を確認でき、ソースコードの監査能力が高い
4.システム間連携、プラグインを充実させ、ソースコードの修正を可能にし、柔軟性の高いシステムを組める
5.OSSはライセンス費用がかからないので、統合的なコスト削減を行えます。また、ライセンス違反の脅威と無縁
6.OSSのサポートは、コミュニティサポートと、サブスクリプション契約に基づくサポートを受けられるので、サポートレベルを選択できる

このように、OSSは非常に柔軟なシステム運用を行うことができ、質の高いサーバー監視システムを組むことも可能です。
特にライセンスコストが大幅に抑えられるので、構築することができれば、大きな力になることは間違いないでしょう。

OSSサーバー監視システムのデメリット

良いことばかりのように思えるOSSですが、デメリットもあります。

1.緊急時のサポートがないので、社内で対応する必要がある
2.OSSが管理できるようなエンジニアがいないと、構築すること自体ができない
3.サービス提供者のサポート継続性に不安が残る
4.脆弱性に不安がある

どのデメリットも、サーバー監視システムでは、かなり深刻な内容です。特に1と2はセットになっており、緊急時のサポートがないので、社内に腕の良いエンジニアがいなければ、復旧が大幅に遅れる可能性があります。

また、サービス提供もいつ終わるか分からないので、サービス提供者がどれほど信頼できる機関なのかを知っている必要があるでしょう。

そして、ソースコードが公開してあるので、脆弱性があった場合、突かれてしまう危険もあります。バグの回収も、すぐに対応してくれる訳ではないので、自力で修正できるような腕の良いエンジニアがいなければなりません。

このようにOSSサーバー監視システムは、非常に便利だと思えますが、使いこなせる腕があってこそ使えるシステムだと思ったほうが良いでしょう。

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