前回の記事までは、コロナウイルスが流行し、急速にテレワークを推進していったものの、比較的、弊社の中でもテレワーク化が進んでいない管理部門について取り上げました。

本記事では、今まで出社することが当たり前で、コロナにより突然テレワークというニューノーマルな働き方を体験した中堅社員の視点で、テレワークでの「率直な意見」をご案内します。

中堅社員に関しては、「マーケティング」「営業」「開発」「管理部」に分けて、記事を公開していきます。

今回は、営業担当の中堅社員が感じる課題について取り上げていきます。

その前に、前回取り上げた管理部が感じる課題について軽くおさらいします。

目次

管理部の中堅社員が感じるテレワークでの課題

結論、管理部の彼女はテレワークに対して、「賛成ではあるものの、現実問題として不可能」だと感じていました。

というのも、自社でクラウド化を推進テレワークを行える環境を整えても、外部との取引の際、先方が紙を使っている場合、それに合わせる必要があるため、実現はなかなか難しいようです。

他にも、管理部の彼女が感じている課題感など以下の記事で詳細にご紹介しております。
是非、ご覧ください。

営業担当の中堅社員が感じるテレワークとは

テレワーク以前、営業担当はオフィスを中心に働いていました。MTGルームでの対面の会議やお客様への訪問営業などが当たり前だったのですが、4月の緊急事態宣言以来、働く場がオフィスから自宅へ移動し、これまでと全く異なるニューノーマルな働き方が進んでいきました。

そんな中、営業担当の彼が感じたオフィスとテレワークでの働き方の違い、またその違いを体験することで見えてきたテレワークの課題感をご紹介致します。

オフィスとテレワークでの働き方

営業担当の彼が感じたオフィスとテレワークでの働き方の違いについて、
「仕事面」「生活面」に分けて比較していきたいと思います。

具体的には仕事面に関しては「社外とのやり取り」「社内でのやり取り」を、
生活面では「ワークライフバランス」を元に、両者を比較していきます。

テレワーク仕事面:社外とのやり取り

コロナウイルスが流行する以前、オフィスへ出社し、電話やメール等を駆使してアポイントを取り、先方へ訪問営業をすることが一般的だったそうですが、コロナウイルスが流行して以降、社外とのやり取りに大きな変化が起きたそうです。それを彼は以下のように話してくれました。

『コロナウイルスが流行し、テレワークに移行したことによって、今まで訪問が当たり前だった商談が、WEB会議での商談へと移行しつつあります。これはコロナウイルスの流行にあたり、お客様もテレワークを進めているということもありますが、オフィスワークを継続しているお客様であっても、弊社が感染予防対策としてテレワークを実施していることを説明すると、WEB会議での商談を了承いただけることが多くなりました。

つまり、これまで社外とのやり取りが対面ベースであったのに対し、コロナウイルスが流行したのを皮切りに、社外とのやり取りのオンライン化が大きく進んでいったようです。

テレワーク仕事面:社内でのやり取り

当時、社内でのやり取りを行う際、社外とのやり取りと同様、対面が基本でした。実際、社内MTGを行う場合、MTGルームで行ったり、他の営業とナレッジ連携を図る場合も、社内での相手の状況を見て、適宜聞くことができたそうです。

コロナウイルスが流行すると、それらが全て、WEB会議、もしくは電話、チャットで代替されるようになったようです。

実際に彼は、

『これまでMTGルームで行っていた社内MTGは、WEB会議ツールを用いて行い、他の営業とのナレッジ連携を図る場合は、スケジュールを確認し、電話をかけるようになりました。なのでこれまでの対面ベースのやりとりから、ツールを挟むやり取りへと変わっていきました。』

と話してくれました。

つまり、これまでの対面ベースから、ソーシャルディスタンスを意識したやり取りへと変わっていったようです。

ワークライフバランス

テレワークが始まったことで、ワークライフバランスが整い、体調管理などを行いやすくなったそう。

というのも、これまで「オフィスにいる時間」「通勤時間」が仕事に必要な時間だったのが、テレワークが始まると、「オフィスにいる時間」が「家で働く時間」に代わり、通勤時間は無くなりました。そのおかげで、通勤時間を仕事に充てたり、もしくはプライベートに充てるなど使い方の幅がかなり広がったそうです。

結果、ワークライフバランスが整い、テレワークを推進してくれている会社への帰属意識がより高まったと話していました。

ここまでは、オフィスワーク中心だった中堅社員が、テレワークに移行して感じた変化についてご紹介しました。
次は、オフィスとテレワーク両方を体験している営業担当の彼が、テレワークに感じている課題感についてご紹介していきます。

テレワークで感じる課題

テレワークを推進し始め、弊社では約1年が経ちました。テレワークに移行していく中で、営業担当の彼が感じた課題感について、以前記事で取り上げた3つの変革である「意識」「制度」「環境」の観点からご紹介していきます。

「3つの変革」の記事については以下から
テレワーク導入を成功させるために取り組まなくてはならない「3つの変革」

テレワーク下での意識

営業担当の彼から意識面についての話を聞いていると、「モチベーションの管理」がかなり難しくなったそうです。
というのも、具体的に彼は、以下のように話していました。

『テレワークだと、モチベーションの管理がかなり難しいです。やはりオフィスで働いていると、みんなでやっていこうといった雰囲気があるのですが、テレワークでは、自分で気持ちを持っていかなくてはいけません。それに加えて、プライベートの空間と仕事の空間が混同しており、「生活から仕事へ「仕事から生活へ」の切り替えが難しいことも、モチベーションの管理を難しくさせていると思います。』

つまり、空間が混同していることによる「仕事と生活の切り替え」の難しさが、モチベーションの管理を難しくさせているようです。

以上の話から、管理部門の悩みと同じく、仕事とプライベートの空間が混同してしまうと、モチベーション管理が難しくなるようです。

テレワークでの制度

制度に関しては、社員の教育面に関して課題があると話していました。

具体的に、彼は、オフィスで働いている当時は、先輩の商談や電話でのトークを聞いて参考にすることができたが、テレワークになると先輩社員の行動を見て、聞いて学ぶことが難しくなっていると話していました。

また、上司から部下に対しても、資料作成に時間がかかっていることや電話のトークのチューニングなど、本人では気づかない指摘をしにくくなっていることなども挙げていました。

つまり、部下が上司を見て学ぶ機会、逆に上司が部下に指摘していくことで学んでいく機会がなくっているようです。

この状況を踏まえ、彼は以下のように話していました。

『当時のオフィスワークに比べると、テレワーク下では物理的環境が離れることで、必然的に上司と部下の距離も離れてしまいます。そのため、これまで以上に、メンバーの活動内容に気に掛ける必要や部下の学ぶ機会の確保をしていかなくてはなりません。実際、コムスクエアでは、テレワークに入り、振り返りを行うMTGを毎朝、設けており、振り返りの機会を大切にしています。』

彼は、教育面に課題を感じており、よりよいテレワークを目指すため、現在も試行錯誤をしているようです。

テレワークの環境

最後の環境面に関して、特に彼は、WEB商談を上手く活用していくために、現在も試行錯誤をしているそうです。

というのも、彼は以下のように話してくれました。

『WEB商談だとハードルが低いのか、アポイント数がかなり伸びました。結果、これまで訪問営業にかかっていた移動時間やコスト(移動費)の削減などの効果が出ています。ですが、メリットもある分、お客様のリアクションが見づらくなったことや画面共有の資料の準備をする必要なども出てきました。そのため、WEB商談を上手く活用してくため、試行錯誤やナレッジの蓄積を行っていきたいです。』

上記のように、営業における行動量は確実に上がっている一方で、デスクワーク(資料作成など)に関してはオフィスの方が効率が良いそうです。

具体的に、彼は、デスクワーク(資料作成など)に関しては、やはりオフィスが最適だと話していました。というのも、PCのスペックや同僚が隣にいるという環境面を考えると、圧倒的に仕事がしやすいそう。デスクワークのスピードが著しく落ちるといったことはないものの、やはりオフィスと比較するとPCのスペック面で劣る部分やリアルタイムで同僚とディスカッションができないため、アイデアが膨らまないことなどもあるようです。

まとめると、WEB商談への移行で営業における行動量は上がっている部分はあるものの、オフィスと比べるとPCのスペック面などでデスクワークのスピードが落ちている部分も少なからずあるようです。

テレワークに賛成or反対

営業担当の彼は、テレワークに対し、「反対」だそう。

というのも、まだ、テレワークに向けたナレッジや環境が完璧に整っているとは言えないため、これからも試行錯誤をしていく余地が残っているからだそう。

彼が特に感じている課題感として以下のように話してくれました。

『やはり、営業では、上司を見て・聞いて学ぶことや、上司が部下に指摘することで学ぶことが多いため、テレワーク時における学ぶ機会を確保していくといった対策を、特に試行錯誤していく必要があると感じています。』

ここまでは、営業担当の中堅社員からテレワークに対する率直な意見を伺いました。

次回は、開発に所属する中堅社員の感じるテレワークに対する意識について取り上げていきます。

本ブログでは、テレワークについて「弊社が取り組んでいること」から「感じている課題感」まで、幅広く更新していきます。

是非、以下URLから随時ご確認ください。

テック・スクエア:テレワーク記事はこちら

関連記事